結婚して子供がいるのに孤独を感じる人向けに5つの対策を紹介

結婚して子供がいるのに孤独を感じる人向けに5つの対策を紹介

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内閣府の調査によると、結婚してる人は未婚の人より孤独を感じにくいです。
でも、結婚してるからと言って孤独や寂しさを感じない訳ではありません。

内閣府が実施したアンケートでは既婚者全体の33.1%が「孤独を感じることがある」と答えてます。
子供がいない既婚者に限定したアンケートでは31.8%が「孤独を感じることがある」と回答。
子供がいる既婚者の場合、「孤独を感じることがある」と答える人の割合は37.5%です。
子供がいる既婚者は子供がいない既婚者よりも孤独を感じてる人の割合が高いです。

「家庭を持ち、子供もいるのに何故か寂しい」
「家族と一緒に暮らしてるけど孤独だ」

こんな風に感じてる人はけっこう多いのです。
内閣府の調査データは下のグラフでも確認できます。
(参考:内閣官房孤独・孤立対策担当室

【世帯構成別】結婚してるけど孤独を感じる人の割合

孤独になるのは何も心だけではありません。
夫婦間で肉体的なつながりが無くなるのも普通のことです。
結婚していても、セックスレスになる夫婦は10組に4組以上います。
(参考:レゾンデートル株式会社

子供がいても、順調に成長すれば子供は自立し、親の手から離れる時がきます。
育児のゴールは子供との別れとも考えられます。
子供の自立による空虚感・喪失感から「空の巣症候群(からのすしょうこうぐん)」になる人も多いですね。

このように、結婚しても孤独や寂しさを感じるのは当たり前のことです。
でも孤独・孤独感を放置したら結果的に幸福度が低下し、人によっては心の病にかかってしまうこともあります。
そんな事態を招かないよう、この記事では5つの孤独対策を紹介します。

どれもシンプルですが孤独感を軽くする効果があります。
もし、いま孤独や寂しさを感じてるのなら5つの中から取り組めそうなものを選び、実践してみてください。

この記事を書いた人

ララウェル運営管理者 武部真也

武部真也

2011年から累計で100個以上のマッチングアプリを使い、アプリを調査・体験している。体験から得た知識を活かし、マッチングアプリに関連する記事を累計数百本執筆。
2025年には書籍「既婚者マッチングアプリ初心者向けガイド」を出版。
自身の体験・経験から得た知識を活用した、読者にとって役に立つ記事を書くよう心がけています。
武部真也のプロフィール

① あなたと家族の睡眠時間を確保する

大人にとっても睡眠は重要です。
睡眠不足になると他者を避けたい気持ちが増し、孤独を感じやすくなることがわかってます。
(参考:nature
なので、まずは睡眠時間を確保しましょう。

でも、あなたの睡眠時間を確保するだけでは不十分です。
大事なのは一緒に暮らす家族みんなの睡眠時間を確保することです。

なぜなら睡眠不足による孤独感はまわりに伝染するからです。
つまり、同じ家に住む家族が寝不足によって孤独を感じていたら、家族みんなの孤独感が増す恐れがあるのです。

なので、まずは家族みんなの睡眠時間を増やす工夫をしましょう。
でもお酒を飲んで早く寝るのは睡眠の質を落とすのでおすすめしません。
お酒の力は借りず、リラックスしながら早めに就寝するのがおすすめです。

そして、毎日同じくらいの時間に眠り、起き、睡眠サイクルを整えましょう。
そうすれば睡眠の質が上がり孤独感がやわらぐかもしれません。

② 「趣味」や「好きなこと」に時間を使う

孤独になると、孤独でなかった時よりも自分の意志で自由に使える時間が増えます。
この時間を有効活用したいですよね。
基本的には孤独感が紛れるような「好きなこと」や「趣味」に没頭するのがおすすめです。

  • 結婚する前に取り組んでいた趣味に再び取り組む
  • さいきん気になっていた物事に取り組む

なども良いですね。
読書・ジョギング・料理などは取り組みやすくストレス解消にもなります。
もちろん、推し活も良いと思います(お金の使い過ぎには注意しましょう!)。

ただし、ネット閲覧やSNSは孤独感を増す可能性があるのであまりおすすめしません。
孤独感解消という観点からおすすめなのは、キャンプやトレイルランニング・登山など自然に触れることができる趣味です。
自然に触れると孤独感が減る、という研究があるので、もし何をするか迷ってたら自然に触れられる趣味を検討してください。
(参考:nature

自然に触れる趣味に取り組むと、結果的に運動量が増えます。
運動にはストレス解消だけでなく睡眠の質を上げる効果も期待できます。
(参考:National Library of Medicine
なので強い孤独感に悩んでおり、それを解消したいと考えてる場合は「自然に触れられる運動」を選ぶと良いと思います。

ただ、急激に負荷のかかる運動を開始すると腰痛や膝の痛みを引き起こす恐れがあります。
運動経験がなかったり筋力に不安がある方はまずはウォーキング等で基礎的な体力・筋力をつけましょう。
もちろん、ウォーキングにも幸福感向上や孤独解消の効果を期待できます。
(参考:National Library of Medicine

③ SNSを見る時間を毎日30分以内にする

SNSの利用時間を1日30分以内に減らすと孤独感が減った、という研究結果があります。
(参考:Guilford Press
もし毎日30分以上SNSを使用してる場合は減らしてみましょう。

「結婚してるのに孤独を感じる私はおかしいのかな?」
「子供がいるけど寂しいって変かな?」

こんな風に思ってTwitterやInstagramをチェックした経験はありませんか?
これらのサービスは日本人だけで数千万人以上が利用してるので、似たような人はすぐ見つかります。
けど、結婚してるけど孤独を感じないで幸せに暮らしてる(ように見える)人もたくさん見つかります。

自分の幸福や孤独を人と比較することはメンタルヘルスに悪影響を与えます。
やはり、SNSの利用はほどほどが良いと思います。
SNSに使う時間をウォーキングに代えるだけで孤独感はだいぶ減るような気も・・・。

④ 家族以外の人と交流する時間を増やす

説明したように、家族がいても孤独を感じる人は意外と多いです。
でも、私たちにとって家庭・家族がすべてではありません。
私たちは

  • 職場の同僚・仲間
  • 友達
  • ご近所さん
  • 毎日すれ違う人

などによって構成される社会的ネットワークに含まれてます。
家族は大事ですが、家族だって社会的ネットワークの一部とも言えます。
もし家庭で孤立したとしても、社会から孤立しないようにすることが大事です。

社会的ネットワークのイメージ図

孤独感を解消するには、あなたが家庭だけに属してる訳ではなく、社会全体のネットワークの一員であることを意識してみましょう。
これは認知行動療法でも使われるテクニックです。

当然ですが、ただ意識するだけでなく、じっさいに家族以外の人と交流するとより効果的です。
このとき「量より質」を意識してください。
たとえば、同じ悩みを持つ人と交流するのも良いですね。

いまは「既婚者マッチングアプリ」を使えば、あなたと同じように孤独感や寂しさを抱えながら暮らしてる既婚者がすぐ見つかります。
女性は完全無料で使えますし、男性も登録は無料。
男性の場合、無料会員でもメッセージ交換以外の機能はだいたい使えます。

「マッチングアプリなんてヤリ目ばかりでしょ」
「別に婚外恋愛したい訳じゃない」

こんな風に思った人もいるかもしれませんが、既婚者マッチングアプリの利用者の中には友達探しが目的の人もけっこう多いです。
当サイトが実施したアンケート調査でも、利用者全体の35%ほどが「異性の友達探し」や「飲み友探し」が目的であることがわかっています。

既婚者マッチングアプリの利用目的アンケートの回答グラフ

 

このように、既婚者マッチングアプリは友達作りにも活用できるので、同じ悩みを持つ人と知り合いたい人には特におすすめです。
友達探しに向くアプリは以下のリンク先で紹介しているのでぜひチェックしてください。

⑤ 「孤独=悪ではない」と認識する

最後に紹介するのは「孤独=悪ではない」と認識する方法です。

アリゾナ大学の研究では、人は起きている時間の大体3分の2(65.9%)を1人で過ごしてることがわかってます。
じつは1日の半分以上を1人で過ごしているのです。
肉体的な孤独と精神的な孤独は意味合いが違いますが、1人で過ごすのは割と普通なのです。

それに、孤独にもメリットがあります。
イギリスのレディング大学の研究では孤独によるメリットを感じてる人が意外と多いことがわかってます。
この研究では、とくにスキルアップに有意義に使えたと報告する人が多かったです。
あとは自分のことを以前よりも深く理解し成長できたと報告する人も多数いました。

このように、孤独に過ごすのは割と普通ですし、孤独には良い面もあります。
なので

「この時間をスキルアップに使おう!」
「自分自身の成長するための機会だと捉えよう!」

こんな風に考えれば「孤独=悪ではない」と認識できるのではないでしょうか。

孤独は辛いですが、努力によって孤独感を減らすことは可能です。
この記事で紹介したように、選択肢はたくさんありますので、もし取り組みやすいものがあったらトライしてみてくださいね。