パートナーが欲しい60代向けに「結婚しないパートナー」の探し方を解説

この記事では60代の男女向けに「結婚しないパートナー」の探し方を解説します。
60代になると、自然な出会いが減りパートナー探しが難しくなります。
この記事を読み、効率的にパートナーを探してください。

この記事を書いた人

武部真也

2011年から累計で100個以上のマッチングアプリを使い、アプリを調査・体験している。体験から得た知識を活かし、マッチングアプリに関連する記事を累計数百本執筆。
自身の体験・経験から得た知識を活用した、読者にとって役に立つ記事を書くよう心がけています。
武部真也のプロフィール

60代が自然な出会いでパートナーを探すのが難しい理由

60代が自然な出会いの場で結婚しないパートナーを見つけるのは簡単ではありません。
その理由は以下の3つです。

それぞれ解説しますね。

① 50代・60代で独身の人は全体の2・3割しかいない

多くの60代男女にとって、恋愛対象になる年齢は50代〜60代だと思います。
けれどこの世代の7割以上は結婚しており、そもそも独身が少ないです。

男女に分け、50代・60代の独身割合（死別・離婚した人を含む）を調査しました。
結果はこちら
（参考：2020年 国勢調査）

平均すると、独身の男性の割合は27.7パーセント。
女性は26.15パーセント。
つまり自然な出会いの場だと、知り合う50代・60代の7・8割は既婚者なのです。

「パートナー探し」が目的の場合、自然な出会いは効率面に問題がありそうですね。

② 独身でパートナーOKの人は半分以下

先ほどのデータで50代・60代で独身なのは全体の2・3割だということがわかりました。
その中で「結婚じゃなくてパートナーという関係性でもOKだよ」という人は少なく、ぜんたいの半分以下です。

結婚相談所大手のオーネットは、45〜64歳の中高年男女415名に事実婚についての意識調査を実施しました。
調査内の

「もし結婚したいと思うお相手がいる場合、事実婚でもいいと思いますか？」

という質問に「はい」と答えた人は45.8パーセントでした。
（参考：株式会社オーネット）

自然に50代・60代の独身と出会って、恋愛関係になったとします。
でも、そのうち半分以上は事実婚やパートナーという関係を希望しない人たちなのです。

まとめると、自然に出会っても独身なおかつパートナー（事実婚）OKの人は10人いたら1人ちょっと。
事実婚OKの人と自然に出会うのは不可能ではありませんが、かなり厳しいことがわかりますね。

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③ 60歳を超えると自然な出会いが減る

60代が自然な出会いでパートナーを探すのが難しい理由の3つ目は「自然な出会いが減る」です。

これはもう仕方の無いことですね。
60歳を超え、仕事で定年を迎えると自然な出会いは減ります。
60歳を超えると、体力だって若い時よりも減り、外出の機会だって減ります。
出会いのチャンスが減るのも当然のことです。

自然な出会いが減る以上、出会いが欲しい60代がするべきことは「出会いの機会を増やすこと」です。
その方法はこの後に紹介します。

結婚しないパートナー探しにおすすめの出会い方は2種類

60代が結婚しないパートナーを探すなら「結婚相談所」と「マッチングアプリ」がおすすめです。
なぜなら、この2つならたくさんの利用者の中から

「法律婚ではなく事実婚の方がいい」
「結婚相手ではなくパートナーが欲しい」

こんな風に考えてる異性をしぼり込むことが可能。
そしてパートナーを希望する人だけと出会うことが可能です。

「結婚相談所」と「マッチングアプリ」のメリット・デメリットや、向く人を解説します。

「結婚相談所」ならパートナー探しに本気な人と出会える

結婚相談所はその名のとおり基本的には結婚を考えてる人向けのサービスです。
でも、中高年・シニア向けの結婚相談所ならパートナー探しにも対応してます。
意外かもしれませんが、意外とパートナーを希望する人は多いんです。

結婚相談所でパートナーを探すデメリットを解説します。

結婚相談所は料金が高いです。
入会金が数万円以上、さらに月会費も結婚相談所によっては1万円以上します。
料金が高いことにより敷居が高くなるせいか利用者数は少なめです。
人口が少ない地域でパートナーを探すのにはやや不向きだと言えます。

次は結婚相談所のメリットをまとめました

最大のメリットは本気でパートナーを探してる人と出会える点です。
また、サービスによってはプロのカウンセラーからアドバイスをもらえるのも嬉しいですね。

トータルで見ると、結婚相談所でのパートナー探しは以下に該当する人向きです。

＞＞60代のパートナー探しに向く結婚相談所を見る

「マッチングアプリ」はゆっくり関係を進めたい人におすすめ

マッチングアプリは異性の友達探し・恋活・婚活などに使えるサービスです。
最近の若者の4人に1組はマッチングアプリで知り合い結婚するくらい大人気。
（参考：明治安田生命）
人気は中高年・シニア層にも波及しており、最近では50代・60代の利用者も増えています。

中高年・シニアがマッチングアプリでパートナーを探すデメリットを解説します。

マッチングアプリには「業者」と呼ばれる詐欺目的の利用者が混ざってます。
とくに中高年・シニアはロマンス詐欺の対象として狙われやすいです。
アプリを使うときは詐欺目的の男女が混ざってることを理解した上で使ってください。

とはいえ、業者は利用者全体からみるとごくわずか。
真剣な人の方がはるかに多いので、気にしすぎるのは良くないです。
でも業者に騙されると金銭的なダメージも大きいです。
アプリを使うときは事前に下のリンク先記事を読み、業者に対する知識を身につけ被害を予防しましょう。

マッチングアプリのメリットは以下です

自分のペースで活動できるのがマッチングアプリの魅力です。
マッチングアプリなら気が向いてる時に自宅で気軽に使うことができます。
「友達から関係をはじめたい」という人も多いので、アプリで知り合ったお相手とゆっくり距離を縮められるのも魅力です。

マッチングアプリは男性だと毎月数千円以内、女性は完全無料で使えます。
そして、パートナーを希望する人のみを検索したりできるので、出会いのコスパはとても高いです。

マッチングアプリはデメリットが少ないので、ほとんどの人に向きます。
それでもあえて言うなら、マッチングアプリを使ったパートナー探しは以下に該当する人におすすめです。

これらに該当する人はぜひ記事を読み進めてください。
つぎは60代のパートナー探しにおすすめのマッチングアプリを紹介します！

60代のパートナーを探し向きマッチングアプリ3選

パートナーと出会いたい60代におすすめのマッチングアプリを3つ紹介します。
おすすめのマッチングアプリは以下の3つです。

• マリッシュ
• シンシアリーユアーズ
• ユーブライド

3つとも登録は無料です。
女性は無料会員のまま出会えますが、男性はメッセージ交換時に有料会員になる必要があります。
とはいえ男性でも非課金のまま大体の機能を使えます。
まずは気軽に登録し、異性会員の雰囲気をチェックしてください！

3つのアプリをそれぞれ詳しく紹介しますね。

「マリッシュ」なら同じ価値観を持つ異性と出会える

マリッシュは30代以上の利用者割合が多い、どちらかといえば中高年向けのマッチングアプリです。

利用者の年齢層が高く、バツイチや子供がいる人も多く登録しているせいか、法律婚を望まない人が多いのも特徴。
結婚しないパートナーを希望する人の割合の高さは国内マッチングアプリではダントツの1位です。

過去に色々な経験をした男女が多いせいか、友達から関係を始めたい人が多いのも特徴です。
友達からはじめてじっくり関係を築きたい人は「グループ」を活用してください。

グループはマリッシュ内にある、同じ趣味や価値観を持つ人たちが集まる機能のことです。
マリッシュにはずばり「友達からでもOK」というグループがあり、このグループには数万人以上の男女が登録しています。
友達から関係をスタートし、ゆっくりとお互いのことを知りたい方はグループ機能を活用してくださいね。

マリッシュで結婚しないパートナーと出会う方法

マリッシュでパートナーを希望する異性を探すときはプロフィール検索を使いましょう。

まず「結婚に対する意思」で「今のところ結婚は考えていない」を選択している人を検索します。
そしてつぎは自己紹介文をチェック。
そこで結婚しないパートナーへの意思を確認し、価値観が合いそうであれば「いいね！」しましょう。

マリッシュではプレミアムオプションに課金するとキーワード検索ができるようになります。
キーワード検索のほうがプロフィール検索で「結婚に対する意思」を確認するよりも手っ取り早いです。
追加料金が発生するのがネックですが、予算に余裕がある人にはおすすめです。

マリッシュも会員登録は無料。
無料会員のままでも検索機能などは使えます。
無料登録し、まずは自分なりの条件を定めて検索してみましょう！！

「シンシアリーユアーズ」ならペンパルから始められる

シンシアリーユアーズは

「出会いは欲しいけど結婚したくない」

こんな風に思ってる人が多く登録してる珍しいマッチングアプリです。

私（男性）が確認したときは女性会員の半分くらいが結婚願望が無い人たちでした。
これなら、結婚しないパートナーを探しやすいです。

年齢に関しては40代以上の人がほとんど。
50代・60代割合も高いので、60代のパートナー探しにとても向いています。

シンシアリーユアーズでパートナーを探す方法

シンシアリーユアーズで結婚しないパートナーを探すときは検索機能を使いましょう！

以下の流れで検索してください。

下の図を参考にして検索すると簡単です。

このように検索すれば、出会いに興味があるけど結婚には興味がない異性が見つかります。
シンシアリーユアーズでは双方が「はじめまして」したら連絡できるようになります。
プロフィールや写真を見て気になる人がいたら気軽に「はじめまして」してください！

「ユーブライド」はフリーワード検索が便利

ユーブライドは結婚相談所大手の株式会社IBJが運営するマッチングアプリです。
マッチングアプリは若者向けという印象がありますが、ユーブライドは30代・40代が中心。
50代の男女も多く登録しています。

ユーブライドを使えば簡単にパートナーを探してる異性を見つけられます。
ユーブライドに無料会員登録したら「フリーワード検索」で以下のキーワードを指定して検索してください。

• 結婚しない
• パートナー
• 事実婚

そうすれば、事実婚やパートナーなどの関係性に興味がある人が検索結果に表示されます。
検索結果に表示された人にプロフィールをじっくり読み、気になる異性がいたら「いいね！」してみましょう。

ユーブライドは男女共に有料ですが、マッチングしたお相手が有料会員なら無料会員のままでもメッセージ交換可能。
なので有料課金するのはマッチング成立後、相手の課金状態を確認してからでもOKです。

60代のパートナー探しに向く結婚相談所2選

ここからは、60代のパートナー探しにおすすめの結婚相談所を紹介します。
おすすめなのは以下の2つの結婚相談所です。

• オーネットスーペリア
• 茜会（あかねかい）

「オーネットスーペリア」はアドバイザーと相談したい人向き

オーネットスーペリアは45歳以上しか利用できない、中高年・シニア専門の結婚相談所です。
もちろん、CM等で有名な結婚相談所大手の「オーネット」によるサービスです。

最大の特徴は過去に婚姻歴がある会員の多さ。
男性の58.1％、女性の60.1％は過去に結婚した経験があります。
だからなのか「次は結婚ではなくパートナーがいい」という人が多く利用しています。

この後に紹介する「茜会」とは違い、追加料金なしでアドバイザーとの相談可能なのも特徴です。
プロのアドバイスをもらいながら活動したい人は茜会よりもオーネットスーペリアの方が向きます。

結婚相談所にしては料金が安いこともあり、オーネットスーペリアの入会ハードルは低めですが、男性は定職に就いていないと入会できません。
もし近い将来退職する予定の人は退職前に入会しておきましょう。

「茜会」はパーティやイベントで出会いたい人向き

茜会（あかねかい）は1960年にスタートした歴史・実績のある結婚相談所です。
もちろん中高年・シニア専門で、40歳から利用できます。
先ほど紹介したオーネットスーペリアは45歳からなので、少し若くても利用できますね。
※西日本では「男性：50歳以上、女性45歳以上」の年齢制限あり

茜会は利用者に合わせて様々なプランを用意してくれてます。
自分に合ったプランを知りたい人は無料相談時に気軽に相談してください。
経験豊かなカウンセラーがあなたに最適なプランを提案してくれます。

先ほど紹介したオーネットスーペリアとの大きな違いはパーティやイベントなどでも出会える点です。
「いきなり1対1は緊張するな・・・」
「男性と1対1で会うのは怖いな・・・」
と思ってる方は積極的にイベントを活用してください！

自然な出会いの場もパートナー探しに活用する

この記事では60代のパートナー探しにおすすめの方法を解説しました。

説明したように、60代がパートナーを探すときは有料のサービスがおすすです。
けれど自然に異性と出会える「出会いの場」も活用すべきです。

なぜなら出会いの場に参加すれば同性・異性関係なく友達が増えるからです。
もしパートナーは作れなくても、友達が増えれば人生の満足度は上がります。

60代におすすめの出会いの場は以下です。

これらの方法なら自然に異性と知り合えて、お金もあまりかかりません。
ぜひ活用してください。