セカンドパートナーとは?意味や不倫・セフレとの違いを解説

セカンドパートナーとは?意味や不倫・セフレとの違いを解説

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2015年頃から徐々に注目度が高まってる「セカンドパートナー」。
セカンドパートナーは既婚者同士の新しい関係性です。

この記事ではセカンドパートナーの意味、さらには不倫・セフレとの違いを解説します。
セカンドパートナーという関係性への理解を深めたい人はぜひ読んでください。

この記事を書いた人

ララウェル運営管理者 武部真也

武部真也

2011年から累計で100個以上のマッチングアプリを使い、アプリを調査・体験している。体験から得た知識を活かし、マッチングアプリに関連する記事を累計数百本執筆。
自身の体験・経験から得た知識を活用した、読者にとって役に立つ記事を書くよう心がけています。
武部真也のプロフィール

セカンドパートナーは「友達以上恋人未満の既婚者」

セカンドパートナーとは、既婚者同士の「友達以上、恋人未満」の関係です。

まずはセカンドパートナーがどんな関係性なのかを解説します。

セカンドパートナーは既婚者同士の「友達以上、恋人未満」の関係

既婚の男女のプラトニックな関係

セカンドパートナーは既婚の男女のプラトニックな関係です。

プラトニックなので、基本的には肉体関係を持たないのがセカンドパートナーの特徴とされています。
あるのは精神的なつながりです。
具体的には恋愛感情や愛情ですね。

セカンドパートナーが注目されはじめたのは2015年頃。
2017年になると、セカンドパートナーの話題をあつかった「友達以上、不倫未満」という本が出て、注目度がさらに上がりました。

2022年には「セカンドパートナー 夫婦の選択」というドラマが放送。
パパ活ブームのときも「パパ活」というドラマが放送されました。
世間からのセカンドパートナーへの注目度はかなり高いことがわかりますね。

セカンドパートナーはどこまでOK?肉体関係(セックス)は?

本来セカンドパートナーはプラトニックな関係ですが、実態としては肉体関係を持ってしまう人たちの方が多いです。

セカンドパートナーは既婚者同士ですが、カップルみたいに普通にデートをします。
デートの最中に

  • 手を繋ぐ
  • キス
  • ハグ

などはOKですが、セカンドパートナーとセックスなどの性行為をするのは基本的にNGです。

でもセカンドパートナーの歴史は浅く、定義はどんどん変わっています。
じっさい、最近は肉体関係を持ってしまうセカンドパートナーの方が多いです。

下のグラフはセカンドパートナーと体の関係を持った人の割合です。
結局のところ肉体関係ありのセカンドパートナーが多いことがわかります。
(引用:「ふくむすび」の調査

セカンドパートナーと肉体関係を持った人の割合

よって「セカンドパートナーは既婚者同士のプラトニックな関係」という定義はすでに崩壊してます。
実態としては、セカンドパートナーとは

  • 肉体関係ありのセカンドパートナー
  • 肉体関係なしのセカンドパートナー

この両方を意味する言葉となっています。
けっきょく、どこまでOKかはそのカップル次第です。

既婚者の2割以上はセカンドパートナーを作ってる

レゾンデートル株式会社の調査によると、セカンドパートナーがいる男女の割合は2割以上です。
まだまだ一般的な関係性ではないことがわかりますね。

でも既婚者同士が出会い、恋愛できるサービスである

  • 既婚者マッチングアプリ
  • 既婚者合コン

などはいま大人気。
当サイトが既婚者マッチングアプリユーザーに利用目的をたずねたアンケート調査でも、「恋人・セカンドパートナー探し」が目的の利用者はかなり多いことがわかっています。

既婚者マッチングアプリの利用目的アンケートの回答グラフ

 

げんざい既婚者マッチングアプリの会員数は急激に増えています
アプリを使いセカンドパートナーを作る既婚者は今後増加しそうです。

セカンドパートナーと似ている4つの関係性との違い

セカンドパートナーは新しい言葉ですが、実態としては昔からある不倫やセフレと似てます。
混乱を避けるため、セカンドパートナーと似ている

この4つの関係性との違いを解説します。
違いをまとめると、以下の表のようになります。

セカンドパートナーと似ている4個の関係性との違い

セフレとの違いは「恋愛感情」

セフレとセカンドパートナーの最大の違いは「恋愛感情」の有無です。

セフレは人と人とがセックスでつながる関係です。
これに対してセカンドパートナーは大前提にあるのが「恋愛感情」。
恋愛した結果として肉体関係を持つのがセカンドパートナーです。

セフレは既婚者同士・独身同士の両方で成立しますが、セカンドパートナーは既婚者同士のみで成立する関係性です。
この点も違いますね。

肉体関係を持ったら「不倫」になる

不倫とセカンドパートナーはとても似た関係です。
結論から言うと、もしセカンドパートナーとセックスしたらそれは「不倫」です。
要はセックスの有無が不倫と純粋なセカンドパートナーの分かれ目なのです。

すでに紹介したように、セカンドパートナーと肉体関係を持ってしまう男女は多いです。
なので実態としては「セカンドパートナー≒不倫」となりつつあります。

婚外恋愛とセカンドパートナーは同じ意味

「婚外恋愛」にはいろんな意味がありますが、セカンドパートナーだいたい同じ意味です。

「婚外恋愛」とは結婚相手以外との恋愛を意味します。
つまり意味としてはセカンドパートナーとほぼ同じ。

恋愛だけのプラトニックな関係なのか、それとも肉体関係があるかどうかは、婚外恋愛してる男女次第。
この点もセカンドパートナーと同じですね。

ただ、法律的には婚外恋愛は不倫と同じ意味のようです。
以下は弁護士が監修した婚外恋愛についての記事からの引用です。
重要な情報なのでリンク先もチェックすることをおすすめします。

婚外恋愛は、既婚者がパートナー以外の人と恋愛関係となって交際することです。一方不倫も、既婚者がパートナー以外の相手と交際することです。この意味では、婚外恋愛は不倫とまったく同じといえます。
引用:婚外恋愛とは?不倫とどう違う?婚外恋愛する理由とリスクとは?

オープンマリッジは配偶者の許可が必要

オープンマリッジとセカンドパートナーの違いは「配偶者(妻・夫)が認めるかどうか」です。

オープンマリッジだと、配偶者の承認を得てから配偶者以外と肉体関係を持ちます。
でもセカンドパートナーは基本的には配偶者に内緒で作るものです。

公開するか、それとも秘密にするか、という違いが両者にはあります。

【注意】セカンドパートナーを作る理由は男女で違う

セカンドパートナーについての理解が深まったと思うので、次はセカンドパートナーを作る理由を紹介します。

セカンドパートナーを作る理由は男女で大きく違います。
男性・女性に分け、セカンドパートナーを作る理由ランキングを図にしました。
(引用:「ふくむすび」の調査

【男女別】セカンドパートナーを作る理由ランキング

男女共に理由として「癒し」や「恋愛」が上位に入っています。
男女差が目立つのは「セックス」です。
女性の場合は「セックスの相手が欲しかった」は5位、これが男性だと1位です。

セカンドパートナーと似た関係の「セフレ」でも、似たような結果が出ています。
男性はセックス目的でセフレを作りますが、女性は感情的なつながりを求めてセフレを作ります
(参考:In-Mind
セカンドパートナーを作りたい男性は、男女でこのような違いがあることを理解しておきましょう。

セカンドパートナーのメリット

次はセカンドパートナーを作るメリットを解説します。
おもなメリットは3つあります。

既婚者でも恋愛を楽しめる

もしセカンドパートナーができたら、まるで新しい恋人ができたみたいな気持ちになります。
つまり既婚者でも恋愛感情を抱けるのです。

恋愛の初期段階にいる人の脳内には

  • オキシトシン
  • ドーパミン

などの脳内伝達物質が放出されます
(参考:logmi
これにより幸福感・快感・興奮を得られます。
このような幸福感や快感は既婚者の日常生活ではなかなか得られません。

そして、セフレと比べるとセカンドパートナーとの関係は長続きしやすいです。
(参考:レゾンデートル株式会社
だから一度信頼できるセカンドパートナーができたら、長期間にわたり恋愛を楽しめます。
これもメリットですね。

家庭でのストレス解消になる

家庭の外で恋愛をすると刺激になり、ストレス解消につながります。

働いている既婚者は人生が仕事と家庭中心になりがちですよね。
平日は朝から晩まで仕事をして、夜は家事と育児。
そして土日は家族と一緒にお出かけ。

このような生活は彩り豊かで素晴らしいものですが、ときめきが乏しいのは事実。
セカンドパートナーがいれば平日の夜などに仕事・家族以外の知り合いと接することができ、ストレス解消できます。

肉体関係を持たなければトラブルになりにくい

既婚者がセフレを作ると不倫になり、リスクが高いです。
でもセカンドパートナーは(本来)プラトニックな関係。
既婚者が異性と定期的に会っても、肉体関係を持たなければ大事にはなりにくいです。

ただ、肉体関係なしのセカンドパートナーの存在が離婚の理由として認められる確率がゼロという訳ではありません。

くわしくは弁護士など法律の専門家が解説した記事を読んでください。
おすすめの記事はこちらです↓
セカンドパートナーとは?配偶者にいたら離婚や慰謝料請求できる?

離婚や慰謝料を請求するには、原則として「不貞行為」が成立しなければなりません。
しかし、セカンドパートナーとの関係はあくまでもプラトニックであり、肉体関係がないので「不貞行為」として認められない可能性が高いです。
不貞行為として認められなければ、夫やセカンドパートナーに慰謝料の支払い義務は生じません。

また、不貞行為にならなければ法定離婚事由としても認められないため、配偶者が同意しない限り離婚することは難しいと考えられます。
引用:セカンドパートナーとは?配偶者にいたら離婚や慰謝料請求できる?

セカンドパートナーのデメリット

次はセカンドパートナーを作るデメリットです。
デメリットはそのままリスク・危険性とも言えるので、セカンドパートナー作りを検討している人はここをしっかり読んでください。

配偶者にバレたらトラブルになる

もし配偶者にセカンドパートナーがいるのがバレたら大変です。

配偶者から見たら
セカンドパートナー=不倫
です。
もし肉体関係なしのセカンドパートナーでも、そんな話は信じてもらえません。
バレた時は不倫と同じくらいの大騒ぎになることを覚悟しましょう。

女性の中には「セカンドパートナーはただの不倫よりも嫌」と感じている人もいます↓

肉体関係を持つと性病感染や妊娠のリスクがある

もしセカンドパートナーと肉体関係を持ったら

  • 性病感染
  • 妊娠

などのリスクが生じます。
既婚者にとって、これらのリスクは巨大。
肉体関係を持つ場合は必ずコンドームを利用しましょう。

セカンドパートナーとのデート等で出費が増える

セカンドパートナーを作ると、既婚者でも恋愛ができます。
ということはデートなどで出費が増えることを意味します。

もしお小遣い制だとデート費用を捻出するのは困難。
セカンドパートナーにはお金の問題があるのです。
金銭的な余裕がないとセカンドパートナーは作れません。

セカンドパートナー作りが向く人・向かない人の特徴

セカンドパートナー作りが向く人と向かない人の特徴を紹介します。
まずは向く人から。

セカンドパートナー作りが向く人の3つの特徴

特にコミュニケーションの部分は重要です。
セカンドパートナーとの関係を長続きさせるにはコミュニケーションは欠かせません。

次は向いていない人です。

セカンドパートナー作りが向かない人の3つの特徴

もしセカンドパートナーにハマってしまったら、たどり着くのは離婚です。
本気になってしまう人はセカンドパートナー作りに向きません。

セカンドパートナーの意味は人によって違う

この記事ではセカンドパートナーの意味について解説しました。

いろいろ解説しましたが、セカンドパートナーは新しい言葉なので人によって異なる意味で使われることが多いです。
もしセカンドパートナーを作ろうとして異性と会うときは、相手が

  • 肉体関係ありを希望
  • 肉体関係なしを希望

このどちらを求めてるか確認しましょう。
これを確認するだけでトラブル等が減ります。